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千葉県のツーリングクラブ「Team D.D.D」

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キャンプの豆知識

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テントを張るためのノウハウ


[テントは平らな場所に張る]
デコボコしたところに張ると寝心地が悪いだけでなく、雨が降ってきたときにテント下へ雨水が流れ込んでしまいます。また、小石などが有る場合はどかしてからテントを張りましょう。

[入り口は風下に向ける]
テントの設営で重要なポイントが風と雨の対策です。入り口が風上を向いていると、出入りする度に雨や埃がテントの中に入ってきます。風の強い時などは、室内に流れ込んできた風でテントが膨らんで飛ばされるなんてことも・・・。そんなことにならないためにも入り口は風下に向けて張りましょう。

[テントのポールが折れてしまったら補修する]
ポールが折れてしまうとテントが歪み、最悪の場合は倒壊することもあります。折れたことに気づいたらすぐに補修しましょう。リペアスリーブ(補修用の短いパイプ)に折れた部分を差し込んで、ずれないようにビニールテープなどで固定し、可能であれば負担が一番少ない場所と入れ替えましょう。

[ペグは二種類以上もって行く]
テントやタープはしっかりと張られて固定されていることで機能します。その固定の要となるのがペグなわけですが、ペグの種類は様々でそれぞれ合った場所というものがあります。通常テントに付属しているペグは1種類だけなので、キャンプ場によっては地面と合わずに設営に手間取ることも。そんなことにならないよう、ペグは数種類持って行くことことを勧めます。

[グランドシートを使用しよう]
インナーテントの下に敷くグランドシートは、インナーのボトム部分を保護し、浸水を防ぐ役割を持っています。グランドシートを使った方がテントの寿命も延びますし、湿気によって土や草がボトムに付くのも防げるので、撤収の時の片付けも楽です。専用品ではなくブルーシートで代用することも可能ですが、その際に気をつけたいのがグランドシートのサイズです。必ずインナーのボトム部分より一回り小さいモノを使用してください。ボトムからはみ出ると、フライシートから伝わった雨水がボトムとグランドシートの間に溜まってしまいますので。


フィールドでのノウハウ


[低温下にストーブやランタンの燃焼力が弱い時は]
気温が低いとガスは気化しにくく、また使用時にガスが気化する際に熱を奪うので、ガス自体が冷えてしまいます。冷えてしまったガスカートリッジを温めれば火力が戻るので、手やお湯で温めて使いましょう。一番いいのはイソブタンの配合率が高いパワーガスを使うことですけどね。

[ガソリンランタンのポンピングが出来ない時は]
中のパッキンが劣化していたり硬化しているのが主な原因です。ポンピングするパーツを外してお湯に数分つけ、パッキンを広げるように形を整えてから元の通りはめると、ほとんどの場合ポンピングできるようになります。

[動物に注意しよう]
野生の奴らに食材を食べられたり、食べ残しの入った皿などを荒らされたり、ゴミをまき散らされたりなんてことはよくある話です。犯人の多くは猫、狸、イタチ、カラスなどの小動物です。食品はもちろんのこと、少しでも匂いのついているものはテントの中(もしくは前室)にしまうようにしましょう。


虫対策のノウハウ


[ランタンに虫がたくさん寄ってくるのを防ぐ]
離れたところに明るいランタンを置くことで、照度の低いテーブルランタンの方に寄ってくる虫は少なくなります。また、LEDランタンは誘虫性が低いため、虫があまり寄ってきません。逆に蛍光灯は誘虫性が高いため、虫さんウェルカム状態になります。あとは必殺の蚊取り線香ですかね。

[気合いのブヨ対策]
蚊なんて可愛いものだと思うくらいに憎たらしいのがブヨ。コイツに囓られる毒性の唾液が体内に入り、軽いアレルギー反応が起きます。しかもブヨには虫除けスプレーなんか効きませんので自作する必要があります。材料はハッカ油とシーブリーズ。この二つを混ぜたものを身体にスプレーするだけでブヨの被害は抑えられます。それでも囓られてしまった場合は、ポイズンリムーバーで毒を吸い出してケアしましょう。


暑さ寒さ対策のノウハウ


[キャンプ場は意外と寒いので防寒具は忘れずに]
キャンプ場は市街地より標高の高いところにある場合が多く、夜になると急に冷え込むなんてこともよくある話です。春秋は薄手のダウンジャケット、夏はウィンドブレーカーを持って行くようにしましょう。備えあれば憂い無しです。

[替えの服を余分に用意しよう]
夏場の日中は大量の汗をかくことが多いですし、急な雨でずぶ濡れになるなんてこともあります。冬は想像していたよりも寒いなんてことも多々あります。替えの服を余分に用意しておくことで、汗をかいたり雨で濡れたら服を着替えることができますし、寒かったら重ね着をして暖をとることもできます。

[シュラフの保温力が足りない時]
ホッカイロを2〜3個シュラフの中に放り込めばOK。もしホッカイロがない時は、ホット用のペットボトルに沸かしたお湯を入れ、靴下を履かせてシュラフの中へ。これが有るのと無いのとでは全然違います。地面からの冷気が一番身体を冷やすので、着ていない服があればマットの上に敷くなどして、冷気を遮断するのも効果が有ります。


ギアのお手入れノウハウ


[ランタンやストーブの火力が以前より落ちた場合は]
原因の多くは火器側ノズルの目詰まりです。0.1mm(超極細線)のワイヤーで火器のノズルの穴をスコスコとやれば元通りになるケースがほとんどです。コンプレッサーでエアーを吹いて目詰まりを解消させるというやり方もあります。目詰まりの原因は、ガス缶のノズル部分にゴミが付着していることに気づかずに火器とガス缶を接続してバルブを開け、ガス圧によってゴミが火器側のノズル押し上げられることにあります。そんなことにならないためにも、ガス缶は必ず蓋をして保管しましょう。

[安価なCB缶のガスをOD缶に移し替える]
何回かキャンプをすると、必ず中途半端に残ったガス缶ができます。それだけを持って行ったら確実に足りないので、新しいのも持って行かなければならなくなる・・・そんなことがよくあります。そこで登場するのが 詰替アダプター です。このアダプターを使えば、OD缶→OD缶やCB缶→OD缶といったように、ガスを移すことが出来ます。これで余ったガスもしっかり使えますし、安価なCB缶のガスをOD缶に移せるので経済的です。(自己責任でお願いします)




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